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FC2ブログでアカデミー賞を叫ぶ

 僕は俳優である。

 僕のことをご存知の方からしてみれば、ぬわーにを今さら、と言われるだろうけれども、言っておかないと忘れそうなほどここ最近 俳優らしいこともしていないもんで、そりゃあオーディションなんかは受けてますけど定期的にレッスンを受けたりとか芝居に出たりとか撮影があったりとか、そういう風なことをしていないもんで、言っておく。

 僕は俳優である。


 で、同時に僕は小説を書いている。

 これはどちらかと言えば趣味的な色合いが強く、コツコツ、書いては賞に投稿したり、直したり、また書いたり、としていて、声を大にして言うようなもんでもないけど、まあ小説を書いている。
 俳優の活動と状況は似たり寄ったりな気もするけれど、こちらの活動をなんで声を大にして言うようなもんではないと卑下するのかというと、単に恥ずかしいからである。僕にとって小説を書くということはひどく個人的な事なのです。

 で、まあ活動の是非や、社会的な評価はともかくとして、まあ僕は俳優であり、物書きであるのだ。
 どちらもまだまだ自称の域を脱出しきっていないけれど、まあどちらも正しく、そしてどちらにせよ、僕は表現者であることに変わりはないわけですよ。

 そんな僕だけれど、じゃああなた、俳優として、物書きとして、ちゃんと勉強していますか? 訓練していますか? と自分で自分を問い詰め、もとい、追い詰めてみた時に胸を張って「イエス! もちろんです! 勉強大好き! 訓練大好きです! 日本の人はみんな優しいです!」と言えるほどしっかりと自分の感覚や技量を鍛錬しているとは言えない後ろめたさがあるのもまた確かなのです。日本の人はそれほど優しくないです。

 勉強。
 あまり好きな言葉じゃない。

 訓練。
 それほど好きな言葉じゃない。

 なんだかどちらもこう、苦しいとか、辛いとか、そういうイメージがどことなく漂ってしまうような、悲しい学校教育の刷り込みがありまして、なんとなくこの二つの単語を前にすると身構えてしまう。

 あと関係ないけど僕は貧乏なので、お支払い、とか、請求、とか、督促、とか、そういう言葉も身構えてしまう。

 重要、も嫌いだ。

 そんな具合になんとなく気が進まない言葉たちの中に、勉強、と、訓練、も含まれており。

 これらの言葉に共通するのは、確かにやらなきゃいけないし大事なのはわかっているのだけれど 「わかってんだけどなあ、そう言われると、なんだかなあ……やりたくないわけじゃないんだけどなあ……いやあ大事だよねえ……」という煮え切らなさというか、怠惰な自分と建設的な自分とのせめぎ合い、カオス、混沌と混乱の部分が存在するということである。



 これはいけませんよ。


 これはいけません。


 やはり、感性というものは息をして寝て飯食ってオナニーして、というのだけを繰り返していたら、ずびずびと老いていくものでありますし、日々日々の労働や責務ですり減って摩耗していく自身の感受性を守らなければ、いけませんよ。茨城のり子先生に怒られますよ。うるおいを。うるおいを与えなければ、日々に。

 そんわけで、なんとかしなきゃ、と思っていながらなかなか何とかできない自分のケツを叩くのに良いものは無いじゃろかいと日々悶悶思いを巡らせていた僕でしたが、この度ようやっと一つの希望と言いますか、指針と言いますか、こちらの方向に光があるんじゃなかろうかというものが見えた気がしたのでこのブログを書いたのです。

 アカデミー賞 ですよ。

 アカデミー賞。オスカー。ね。

 やっぱりアカデミー賞なんじゃないですかね。


 何を急に言い出したんだこいつはと思われるかもしれませんが、やっぱりね、アカデミー賞なんじゃないすか? 結局は。

 取りたいっすよね、アカデミー賞。

 助演男優賞? とりたいっすね。

 主演男優賞? とりたいっすね。

 監督賞? いただけるのならとりたいっすね。映画撮れませんけど。

 脚本賞? よござんす、いただきましょう。脚本書いた事ねえけど。

 やっぱり俳優というものを名乗ったからには、欲しいわけじゃないですか、アカデミー賞が。


 大きく出ましたよ。ええ、大きく出ました。かなり大きいことは認めます。
 部活に入ってまだ三か月ぐらいの野球部員が「大リーグっすかー、やっぱいきたいっすねー」と言うぐらい大きく出ました。


 ちょっと大きく出すぎた感はしますね。ええ。少し、やりすぎたかもしれません。
 まあ、ともかく、アカデミー賞と言うのは、一つの、映画監督ですとか、俳優ですとか、芝居を用いて映像作品を作る人の夢見る憧れなわけじゃないですか。


 何も僕はアカデミー賞を今から目指すと言っているわけじゃないんですよ。

 もちろんそう言えたら格好いいし、そういう気持ちはね、持ち合わせてしかるべきだとは思いますけど。

 ただアカデミー賞どころか、国内の賞、はおろか、その辺の小さな広告のオーディションですら受からない選ばれないような自分をですね、少しでも高めるために何ができんのかと言うと、アカデミー賞から学ぶことっていうもんはあるんじゃないかと思うわけです。

 別にアカデミー賞じゃなくてもいいんですけどね。国内の映画祭とか、たくさんありますし、そこでもいいんですけど。

 まあでも、一つの権威であることには間違いないわけですから。


 そんでもって、アカデミー賞、について考えてみてくださいよ(まだ続くわけですよこのクソ長い文章)


 歴代アカデミー賞作品賞受賞作品、あなたはいくつ知ってますか?


 僕はいくつも知ってませんでした。

 まあ受賞は難しいかもしれないんでノミネートでもいいんですけど。

 フォレストガンプ! グリーンマイル! ララランド! ムーンライト! プライベートライアン! カサブランカ! 風と共に去りぬ! あとね、あとね!


 いや、さすがにもう少し思い出せます。ちなみに上記も受賞作品ではなくてノミネートのみの作品もありますけど。



 全然知らんかったんですよアカデミー賞について。



 恥ずべきことですよー。
 ねえこれはもう、恥ず、恥ずべきことですっ! ええっなんなんですか!
 さんざんここまでアカデミーアカデミー言っておいて、20作品程度しか思い出せないって……なに!?
 なんなの!? 

 そんなのでいいの!? 良いと思う!? 悪くはないよね! うん、悪くはない! 全然、あのう、人それぞれだからね! 人それぞれだから! 別にアカデミー賞作品全然知らないけどすげえ―売れてる俳優さんとかいるかもしれないしそれはそれで、あの全然いいです、違うんですこれは、段々なんか変な方向に話が行き始めたけれど、そういう差別的な、知識主義と言うか、いっぱい見た奴が一番偉いみたいなそういうアレではないんです。


 ただ、このなんとなくダラダラしている僕が、なんかやんなきゃ―と思いながらグダグダしている内にも名作と言うのは世に溢れていて、僕はそれを知らずに鼻ほじりながら「あーそうだよねえ、大事だよねえ、勉強だよねえ」とか言いつつ飯食って寝てってしてるだけなんすよ。

 そんなのってなくない? ないよねー。

 もう長文になりすぎてまとめも雑になってきてしまっているわけなんですけども。


 つまりはですね、勉強、と仰々しく言って一から勉強をするというのがぐにゃぐにゃぐにゃと言い張るならば、もう少しハードル下げてやれることからやんなさいよという、どこの自己啓発書にも一番最初のページに書いてありそうな糞みたいに些細なライフハックをですね、僕はここに打ち立てようと思うんですよ。


 ええ、そうです。

 歴代アカデミー賞全作品、全部観る。

 ということです。

 全部っす。全部。

 過去80数回歴代の作品。

 全部、見るっす。


 いやいや、わかります。映画ってそういうもんじゃないだろう、と言う指摘は。
 正しいです。
 ごもっともだと思います。

 もっと自由に、好きなように、気になる映画を気になるタイミングで見なさい、というのは当然の指摘だと思います。

 ただ、それをやってしまうと僕は「自分の気になる作品しか観ない」ということになりがちなんです。


 もちろん評判の良い作品や駄作を漁って自分好みの一作が見つかった時の喜びと言うのもまた、映画を見る喜びのうちの一つでとても大事だというのはわかるんです。

 ただ僕は上記にあげたアカデミー・ザ・全部見で、自分の知識や感性を磨くことのほかに、もうひとつしたいことがあって。


 それは「アカデミー賞ってなんなのか?」を知ることなんです。


 「アカデミー賞」の部分を「映画」にしてもいいし「映画製作」果ては「創作」でもいいと思います。

 
 映画と言う虚構世界。それに本気で挑み、時には死者すら出すほどのその創作活動と情熱とは、何から生じているのか、何なのか。

 それを知るために、世界最大級の映画賞であり、多くの創作者が目指すところであるアカデミー賞を少しでも知りたい、と言うのがこの企画の主旨です。



 とはいっても、ふっつーに見たい映画は山ほどありますし、そもそもアカデミー賞だけにフォーカス当てると邦画やアジア映画やそのほかアメリカ以外の映画が極端に少なくなるし、娯楽大作みたいなものもなかなか少なくなると思うので、特にアカデミー賞作品をひたすら見るというわけではありません。

 他の映画ももちろん見ます。

 ただ普段何気なく観る映画のなかにアカデミー賞受賞作品があればそれを逐一記録していきたいな、というぐらいです。

 まあ感覚的にはスタンプラリーみてえなもんですね。

 このブログを書くネタにもなりそうなので、この『オール・ザット・アカデミー賞』(これの元ネタのオールザットジャズだって僕は観てないんですよ、いやになりますよ)ぼちぼち続けて行きたいなあと思います。


 詳しくはまた後日。ではでは。

 企画倒れにならないといいなあ。
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