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出演情報でござい!

 僕の所属する演劇ユニット MU (ムウと読みます) の公演が来週からありまして。てんやわんやしておりますので、みにきてくださいな。

 っつーか観に来て下さいっていうかMUの公演観にきた人がこのブログ検索でヒットさせてブログの読者増える方があれだ、狙いだ。

 ともあれ以下公演詳細。興味のある方はあてくしまでご一報、を。ををを。


 MU

『今夜だけ』

2012/2/2(木)~5(日)

下北沢駅前劇場

脚本・演出 ハセガワアユム

※演目に一部変更があり、新作と再演ふたつの三本立てとなっています。



西岡知美(カミナリフラッシュバックス)
吹原幸太(ポップンマッシュルームチキン野郎)
渡辺まの(MU)
古屋敷悠(MU)
浜野隆之(下井草演劇研究舎)
太田守信(エムキチビート)
塩原俊之(Aga-riskEntertainment)
神谷亜美
小西耕一
橋本昭博(MoratoriumPants)
前園あかり(バナナ学園純情乙女組)
前有佳(年年有魚)
橘麦
堀晃大(3days)
丸石彩乃



全席指定
前売:3000円 当日:3500円

プレミアムシート(ゆったり正面席&シナリオ付):4000円
学割(要学生証):2500円
中・高校生:1000円
ビデオチケット(WEBにて動画閲覧):1000円

チケット予約はこちらからどうぞ☆
http://ticket.corich.jp/apply/30293/005/


■イントロダクション

「×」「ママさんボウリング」「今夜だけ」の短編三作を一挙上演いたします。

『今夜だけ』
「叫び」をテーマにした深夜ラジオに妻は夢中。愛犬を亡くし、嗅覚を失った夫とのどこまでも噛み合ない、犬も喰わない夫婦喧嘩を、更に彼女はメールで投稿し続ける。完全新作のホームドラマ。

『×』
あの女が多摩川の廃屋に火をつけようとしたので、素行調査のつもりが探偵は声をかけてしまう。「罰(ばち)が当たりますよ」と諭すと、女は「これは罰(ばつ)なの」と返して来た。明らかに痛い女と過ごす、罪と罰の物語。MU初期のレアな短編を再演。

『ママさんボーリング』
南栗橋の倦怠が渦巻くなかで生活する主婦達は、ボーリング場でストレス発散とフェロモン補充を行なっていた。思い切って裕気は店長へ声をかけるが・・・。外部提供した短編で初演時には観客より「聴いていた想像の3兆倍くだらなかった(笑)」とツイッターでつぶやかれる、デザートのようなコメディ。MUで初演出。

詳細はこちら→www.mu-web.net
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ありあまりまくっている富と新生活応援フェア

 そういうわけで最近は椎名林檎の「ありあまる富」をきいては夜な夜な枕をしとどに濡らしている古屋敷ことぽっちゃり先生なわけですがしくよろです。

 えーと、あれだ。もうすぐ新生活だ。

 新生活、です。

 僕はここ数年、一年に何度も新生活を迎えておりまして。

 というとわけがわからない方が多いと思うが、舞台の公演をやっている方にはわかっていただける感覚なんじゃないかと思う。

 本番を迎えるまでの長い稽古期間、共演者の方々と定期的に集まり稽古をして、いざ本番を迎え、それがすむとまた三々五々別々の生活にうつっていく……ましてや小劇場役者ともなれば、普段は演劇と関係ない生活をしている方も少なくないわけで、そうなると一つ一つの公演が終わるたびに、生活が変わり、人間関係も変わっていくのですよ。

 会社員の人とかだと、他社とチームを組んでプロジェクトを運営する、みたいなことですかね? ちがうか?

 まあそんなこんなで同じメンバーで公演をする、というのはあまりなかったりするし。常連はいても新規加入の人もいるし、劇団なら話は別ですが。

 まあそういうわけで、もうすぐ本番を終えたら、具体的には二週間後には僕はもう新生活に突入しているはずです。ああ、無常。

 居はうつさないけれども、微妙に生活が変わる出来事がもう一つぐらいあり、本当に来月辺り生活がガラッとかわります。


 今までの生活には未練ありまくりだけれど、でも居心地がよくなってきたら心に贅肉がつくし、もちろん気持ちがいいのはいいことだけれど、それでも動かねばならぬのにとどまるのは何か違うし。
 ああこんな生活抜け出して精製したいけれど、全てとお別れするのは淋しいです。そんな気持ち。

 物事一つの受け取り方ばかりではなく、いやなこともよいこともあるというのは今日び中学生でもライトノベル読んで知ってるはずなんですが、知っていると実感するとは違うことでして。
 最近深く深く自らの混沌とした感じ方を実感しております。
 ああ、全部ひどいばかりではなかったよ。いいことだってあったんだよ。(その逆もまた然り)
 ひどいことに目を取られて、いいことを無かったことにするのは違うと思うんよ。

 なんのこっちゃですが、そんなことを思っております。

 ジョージ朝倉の「ピ-スオブケイク」一巻みたいな気持ちです。

 志乃ちゃん25歳なんだよなー。


ピースオブケイク 1 (1) (Feelコミックス)ピースオブケイク 1 (1) (Feelコミックス)
(2004/05/08)
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売野機子『ロンリープラネット』

 先輩役者さんに薦められ、売野機子『ロンリープラネット』を読む。

 久々に、目の前で何かがひらく感覚。
 
 いわゆる「イケメン」ながら中身の伴わなさに気後れするコミュニケーション下手の主人公が、売れっ子占い師の姉に間違われ占い(のような助言)をファンに与えていく羽目になる、というのが話のあらすじ。

 これだけ読むと、はちゃめちゃコメディを予感するんですが、いやいやメッタメタにやられましたとも。えぐるえぐる。

 占い、っていうのが一応キィワードなんですが、「占われたい」人々は何を求めているのか。「占い」とはつまりなんなのか。僕らは何を求めているのかっていう話でして。

 作中で占い師である姉が「占いは圧倒的な肯定であり救い」であると断定してしまうんだけど、凄く共感。
 確実性や論理から逸脱したところにある問題であればあるほど、そういう風に決まっているって安心感やこれこれこうだって理由がほしいんだよね。で、占いはそれをくれるわけだ。恋愛や人生や未来や色々。
 で、仕方がないって納得したり、諦めたり、勇気をもらったり……圧倒的な救い。確かになー。

 誰かが「宗教とは事象を納得するためのシステムでしかない(科学も同様)」ってことを言ってたんですが、占いも同様で、結局みんな自分の身に起こる不幸や幸福に言い訳や理由が欲しいんだよね。

 「星のめぐりが悪いから今の私は不幸なんだ」「運命の人と出会える運勢だから、今の彼とうまくいってるんだ」
 でもそれは裏返せば「星のめぐりがよくなったら不幸じゃなくなる」「彼とうまくいかなかったのは彼が運命の人じゃなかったから」っていう理由ができあがるわけで、そういう安心とか納得を占いは与えてくれている。

 でも確実なものは何も無いのだけど。
 しかも僕たちは正しい道も歩けない。
 
 登場人物の一人であるキャビンアテンダントの女性が一途に突っ走りすぎるエピソードがあって、個人的に僕はそれが一番胸に来たのだけど、「こういうのが男に恐怖を与えてるってわかっている」「でも止まらないんだ」「止まらないんだ」っていう彼女の台詞にそういう悲しさが溢れているように思う。
 彼女は「こうすれば付き合える」「こうすれば彼と幸せになれる」っていう確実なセオリーや裏づけ(それは占いだったり雑誌のコラムだったりするわけだけど)の通りに行動しているんだけど、彼の気持ちは離れていく。
 「こうしてはいけない」ってわかっているんだけど、彼女の感情や気持ちは正しい道を進んでくれない。

 僕たちは道筋を知っているはずなのに、いつも思ったとおりの目的地に想定したようにつかない。幸せはいつもどこか別の道の先にある。
 でも、それでも、そんなときでも「占い」が肯定してくれる。

 「あれは正しい道ではなかったよ」
 「あれは目指すべき目的地ではなかったよ」

 「だから仕方ないんだあなたは(私は)悪くないんだよ」と。

 ……「占い」は多分別の言葉に置き換えてもいいんだろう。論理だったり経験だったり、噂だったり常識だったり、主人公にとってそれは「少女マンガの台詞」だったりして。
 結局僕たちはそういう地図や目的地や「なにか」を旅の道連れにしないとうまく歩けない、フラフラと惑う星みたいなもんなんでしょう。

 うーん。

 誰かとうまく関われない、そんな人たちばかり出てくる物語で、みんながみんなそれぞれの地図や羅針盤を持っている。
 姉は占いを道具に人と関わる道を選んだし、マンガで思いを伝える漫画家や、昔の思い出と借り物の台詞で漂流してきた主人公や、十人十色。
 でもみんな、どこかやっぱり他人と関わるのが上手ではなくて、誰かに伝えたり受け取ったりするのに何かが必要なんでしょうねえ。
 切ないけれど。

 でも、やっぱりどうにかして「ちゃんと関わりたい」んですよね。
 主人公のラスト「そろそろ誰かと深く関わりたいんだよ……」という台詞はそんなみんなの言葉を代弁しているんじゃないですかね。


 同作者のもう一つの短編集も読んだのですが、その感想はまた後日。


 
ロンリープラネット (KCデラックス)ロンリープラネット (KCデラックス)
(2011/11/30)
売野 機子

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新しい世界を迎えることになる

 というわけであけましておめでとうございますですよ。

 更新してない。

 カウンター回ってない。

 華がない。

 三無主義ですな。

 今年はアレです。ニセ科学も動かしていかねばならぬので、早く文章書く癖みにつけんとなあ。

 ぽっちゃり先生は新年早々ヘヴィな状況に追い込まれて爆笑してますよ。
 ギヤトップいれっぱですよ。

 がんばりますね。
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